スタッフYの「50肩」体験記

ココロモのスタッフYです。整体師でもなければ整体の知識もない一般人の私が「50肩」になり、ココロモにお世話になった体験を紹介します。人によって痛さや治るまでの期間に違いはありますが、何かの参考に、またココロモの雰囲気を感じていただければと思います。

認めたくはないのですが「50肩」になりました

痛みに気が付いたのは1月の下旬でした。左に置いてあるものを取ろうとして左手を伸ばしたら“ピキッ”っと痛みがありました。「ひねったかな?」くらいに思っていましたが、左腕をのばすと「痛いな」と思うことが増え、左肩回りの可動域が狭くなっていきました。
それから2ヶ月くらいは仕事が繁忙期で、「痛い」ことを気にしている暇もなかったので、そのままにしていました。繁忙期が終わると、体は疲れ切っていました。左肩の可動域がさらに狭くなっていて、普通に座っていても痛みを感じるようになっていました。
これってもしかして「50肩?そんな歳になったんだ。嫌だな。」認めたくはないけれど、この痛みは認めざるを得ない状態でした。

なってみて初めてわかる「50肩の人の気持ち」

「50肩」を認識してから、痛みはどんどん増していきました。とにかく動かすと痛い。手首に近いところから肩甲骨のあたりまで広範囲に痛みがでました。動かさなくても痛くなり、寝ていても痛い状態にまでなりました。痛くて腕が上がらない、横にも伸ばせない、後ろにも回らない。服の脱ぎ着がしづらい、洗濯物を干すのに腕が上がらない、左手でフライパンが持てない、カバンを背負うと左肩が痛い、寝返りがうてないし眠れない等々、生活に支障をきたすほどです。50肩を甘く見ていました。肩こりの酷くなったやつかと思っていましたが、結構辛いものでした。

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助けてココロモ阿萬先生

ここまでくると自力では治らないのでココロモの阿萬先生に相談に行きました。先生の話によると50肩は3期に分けることができて、以下の通り。

初期:痛みが激しい時期。無理に動かさず安静にしておく。
中期:痛みが減って安静時の痛みがなくなる。ストレッチなどで体を動かす。
後期:痛みがほとんどなくなる。積極的に運動をして体の固さをとる。

初期や中期の痛みを和らげる工夫を教えてもらいました。
・肩を冷やさない。お風呂で温める。ひざ掛けやカーディガンを羽織る。
・洋服の脱ぎ着は痛いほうの腕から。
・寝るときはクッションや枕を使い痛みの少ない体制をつくる。
・荷物は痛いほうの手で持たない。

「50肩にも個人差があり、何もしなくても治る人もいれば、1年以上治らない人もいる。でも、いつかは治るので前向きにやっていきましょう」と先生に励まされ、単純な私は「いつかは治る!」の部分だけで治った気分になりました。

施術開始

痛みはまだありますが、そろそろ中期になる頃なので施術を始めてみましょうということになりました。

私の場合、その時々で一番痛いところが変わりました。一か所が緩むと、別の場所の痛みが気になりだすといった感じです。それでも施術をしてもらうと2日くらいは調子が良くなります。3日目くらいから痛みが戻り始めてしまうので、先生に習ったストレッチや体操をでセルフケアを行い、良い状態を保てるように心がけました。セルフケアをサボるとすぐに症状が戻ってしまう事も痛感しました。先生がいつも説明してくれるとおりに、良くなっては戻りを繰返して少しずつ痛みが減っていきました。

通常の施術にプラスして(その1)

施術の効果が少しずつ出始めた頃、阿萬先生が「水素を試してみませんか?」と提案してくれました。「水素を発生させて鼻から吸う」というものです。
期待できる水素の効果は、活性酸素を取り除く抗酸化作用とのこと。免疫低下防止、老化防止、つまりは体のサビを取り除く事だと教えてもらいました。
水素を20分吸いながら、いつもの枕で疲労回復と内臓の温め、カニューレがずれない程度の施術をしてもらいました。後半は普通に施術。
いつもの施術の効果は実感できましたが、水素の効果は体の痛みが減るわけではないので、はっきりとはわかりませんでした。でも翌朝、すっきりとした目覚めで体が軽く感じられ、いつものだるさがなかったのは水素の効果だと思いました。
しかしながらこの水素の効果は長続きせず、次の日に水素の効果は感じられませんでした。「通常の施術プラス水素」を数回体験して、水素は間隔を開けずに、できれば毎日吸入したほうが効果が感じられるのではないか。「老化防止」になるのなら毎日吸入したいな。というのが私の感想です。

阿萬先生もFacebookで水素を紹介しています「水素のススメ」

通常の施術にプラスして(その2)

先生の施術の効果でだんだんと腕や肩の可動域が広がってきた頃、阿萬先生が施術後に「試してみませんか?」と怪しい?ジェルクリームを取り出しました。怪しいジェルの正体は「ミトコンドリア」を活性化させるというものでした。細胞を元気にする効果があるそうです。

色々と説明してもらったのですが、ほとんど忘れてしまいました。とにかく怪しい、胡散臭いというマイナスの印象が大きかったです。

いつも施術前に検査をして腕肩の可動域を確認します。施術後にも検査をして可動域が広がったことを確認します。今回はさらにその後に、ジェルを塗って検査をしました。
結果、腕肩の可動域がさらに広くなっていました。ジェルを塗ってから2分くらいしか経っていないのに。びっくりです。
「通常の施術プラスジェル」も数回体験しましたが、毎回ちゃんと可動域が広がるので、私には効果大でした。しかも即効性があるのも気に入りました。先生にお願いしてジェルを販売してもらいました。
実はこの頃、私は後期になってきていて「積極的に動かす」時期だったのですが、セルフケアで「積極的に動かす」ことがちょっと怖いと感じていました。でもこのジェルを塗ると可動域が広がると脳が学習したので、ジェルを塗った後は恐怖感なくセルフケアをすることができました。ジェルは痛みをとるものではありませんが、私には合っていたようです。

(50肩とは関係のない余談…お風呂上りに塗るとジェルはひんやり冷たいのですが、しばらくすると塗ったところが温かくなります。保湿効果もあったので全身に塗っていたのですが、たるみが改善したというか引き締まった感じがしました。ダイエットするときにも使うといいかなと思いました。)

やりすぎと事故に注意

痛みが減ってきて動かした方がよいと言われていたので、なるべく体を動かすようにしていました。ある日、草刈りの手伝いをして、痛みがぶり返してしまいました。どうやら無理をしてしまったようです。せっかく良くなってきていたのに、阿萬先生すみません。

またある日、お風呂の掃除をしていて滑ってしまい、左肩を捻ってしまいました。また痛みがぶり返してしまいました。せっかくまた良くなってきていたのに、阿萬先生すみません。

草むしり

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石灰化と注射

50肩の痛みが長引く場合は「石灰化」していることがあるそうです。「石灰化」してしまうと整体では治せないそうです。私も6か月以上経つので、阿萬先生が心配して整形外科の受診を進めてくれました。整形外科で50肩に注射を打ってもらうと一回で治ると噂に聞いたので、それも試したくて受診してみました。
レントゲンを撮った結果「石灰化」はしていなかったのでホッとしました。注射もお願いして打ってもらいました。治ると噂では聞いていたのですが、何も起こりませんでした。痛みもなくならず、酷くもならず、です。まあ「石灰化」していないことが確認出来て良かったです。注射と言う近道に期待をせず、地道にセルフケアをしてココロモに通うことにしました。

ストレッチをしてわかったこと

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私は先生に教えてもらったストレッチをそこそこ真面目にやっていました。ストレッチを真面目にしていると、良くなる過程がわかるようになりました。

動かすと痛いところを押さえながらストレッチをするのは、押さえているところが動いていることを確認するため。最初は固まっていて動きが悪い。だんだんと緩んできて表面が揺さぶられるようになってくる。そのうち内側の筋が動くようになりゴリゴリ音がし始める。ゴリゴリがとれて内側も緩むと可動域が広がる。
ストレッチはこれからもそこそこ真面目にやります。

終わりが見えてきました

ココロモに通う間隔は5日、1週間、2週間、そして1ヶ月と徐々にあいていきます。施術の効果も良くなっては戻りを繰返します。(私の場合、余計な戻りがありましたが…)阿萬先生が言っていた通りでした。セルフケアが大事だということもよく分かりました。そして「いつかは治る!」も本当でした。

肩はもう痛くありません。まだ可動域は完全には戻っていませんが、あとはセルフケアを続ければ動くようになりそうです。私の場合、9ヵ月という長い時間がかかりましたが、。阿萬先生が丁寧に話を聞いて施術をしてくださることと、いつも励まして下さることで、ここまでたどり着けました。ありがとうございました!

※施術に係わるものの効果は個人の感想です。