動悸・過呼吸・パニックの改善

 

パニック

年齢/職業 30代/主婦
症状 息苦しさ・動悸・過呼吸・ホットフラッシュ・まぶしくて目が開けられない・不安感

ある日突然息苦しさを感じ、動悸が起こったYさん。
汗がどっと噴き出て、気分も悪く、寝込んでしまったそうです。

病院を受診。安定剤を処方してもらいましたが、またなってしまうのではという不安感からココロモへ来られました。この時点で食欲もなく、胃の不調など様々な症状が出ていました。

初回は問診に時間を掛けて行います。
こういう症状が出る場合、大抵はストレスが関係することが多いのですが、Yさんの場合は、思い当たるストレスはなく、自分でもどうしてなってしまったのかわからないと仰っていました。

まず、今の状態を理解し今後の治療計画をしていきます。

  1. どうしてこの症状が出てしまったのか
  2. どうしたら症状がよくなっていくのか
  3. 自分でできることとココロモでやっていくこと

このお話をすると、皆さん落ち着かれます。
症状が出るのには理由があるのです。

Yさんの場合は、まず自律神経の調整が必須になると思われました。ご自分でできるセルフケアを入れながら6回ほど続けて(週1回)施術を行いました。同時にカウンセリングも行い、考え方(物事の捉え方など)の癖などを一緒に見直していきます。

最初の4回ぐらいは良くなったり戻ったり。2回目の頃は救急車を呼ぶほどの発作が出たこともあります。その都度とても不安になったそうですが、ご自分の自然治癒力を信じてよく頑張られたと思います。6回目の時には半分ぐらい良くなった感覚。
そこからはぐんと良くなり、8回目の時には不調はほとんど無くなりました。

最初の3~4回は不安定な状態が続きます。Yさんの場合は、自分を信じる力が強かったのと、セルフケアをしっかりされたので順調によくなりました。現在は嘘のように明るい笑顔でメンテナンスに来られています。

 

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