更年期ウツを乗り越える

 

更年期,うつ,疲れ

年齢/職業 50代/主婦
症状 情緒不安定・腹痛・下痢・動悸・倦怠感・不眠・頭痛・首こり・肩こり・腰痛・左半身のしびれ・体重減少・悪夢を見る

ありとあらゆる不調が出始めて3ヶ月。自律神経の不調と左側の頭~足までしびれ、食欲もなく、物事に集中することができず、買い物も選ぶのが辛いとのこと。常に緊していて夜も眠れず、昼寝もできないとのこと。
(婦人科で更年期ウツと診断。抗うつ剤と入眠剤を処方)

最初に来られた時は、声も張りが無く、ぐったりという感じでした。
気力、体力も低下しています。

初回は体の循環をよくし、体を緩める程度しかできません。あまり強い刺激を加えると好転反応が強く出てしまうからです。問診を行い、現在の状態とこれからの改善計画をお伝えしました。ここまでエネルギーが低くなってしまっていると、かなり時間が掛かります。
まずは回復できるエネルギーを溜めなくてはなりません。

ココロモでは体を整えると同時に、心のケア(物事の捉え方など含む)をすることもあります。この方の場合も、色々と抱えているものを吐き出したり、心のケアもかなり行いました。

6回ぐらいして、少しずつですが、食欲が出て嫌な夢の回数が減ってきました。
左半身の不調もだいぶ無くなりました。
8回目には昼寝ができるようになり、表情がかなり明るくなってきました。
2クール(12回目)には軽い運動ができるようになり、だるさもかなり軽減されました。
3クールで日常生活は普通にできるようになり、笑顔が戻りました。

ココロモへ来られて約3ヶ月。言葉にすると3月で良くなったというのは簡単ですが、最初の5回は変化もあまり無く、良くなったり悪くなったり、波もかなりありました。ご本人は大変な毎日だったと思います。諦めかけたこともあったと仰っていました。諦めずに向き合ったこと。できる範囲でお伝えしたセルフケアをされたこと。どうしても良くなりたいという気持ちがあったことが、3ヶ月という期間で改善された要因だと思います。